2014/06/11 松本:愛は酸素に似ている

星の王子さま(岩波版)

昔の記事で「自分が何を言ったか忘れた」と書きましたが、唐突に思い出したのでなんとなく書いておきます。

愛は酸素に似ている――

そんな話をしていましたがこれは「酸素なしでは生きていけない」といった意味ではないです。
(ここでの愛とはキリスト教的な隣人愛であるとか無償の愛を指すと思ってください)

意味は「酸素は他の原子/分子と化合しやすい」というものです。例えば酸素は水素と化合することで水になり、炭素と化合することで二酸化炭素となり、鉄と化合することで酸化鉄(サビ)となります。

そして恋愛は多くの場合「愛の化合物」のようです。例えば支配欲/承認欲/性欲/金銭欲などの欲求や各種コンプレックスと愛が化合したものが恋愛です。
よく「愛の形は人によって違う」といいますが、これは何と結合しているかが人それぞれ違うために起きる現象ですね。

……と、このような点が似ているなぁ、と思うのですがいかがでしょうか。

それと酸素の化合物も愛の化合物も目に見えたり、気付きやすかったりするものです。反対に酸素や愛そのものは目に見えず気付きづらいという特徴があるというのも似ているような気がします。そういえば星の王子さまの一節にこんな言葉がありましたね。

 かんじんなことは、目に見えないんだよ――

以上、なんかこんな感じの話をしていたような気がします(うろ覚え)。

 

ところでなぜか恋愛相談を受けることがあるのですが、
 「いや、絶対にボクよりもアナタの方が恋愛経験あリますからね? 相談相手を間違えてますからね?」
と必ず念押ししております。

相談中は、お腹が空いて死にそうになっているボクが
「最近ウチの嫁、レトルトばっかでさー」
という愚痴を聞かされているような、そんな心象風景が浮んでいます……

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