河井寛次郎という方を知っていますか?
安来出身の陶芸家で足立美術館へ行った際に展示がありました。正直陶芸などはまったく良し悪しがわからないのですけれども、私は壁に掛かっていた彼の詩に興味を惹かれました。
「私は木の中にゐる石の中にゐる、鉄や真鍮の中にもゐる、人の中にもゐる。一度も見た事のない私が沢山ゐる――」
(続きはこちらで)
彼は自分の作品や周囲のものの中に自分を見い出していたのですね。どこに自分が隠れているかというのは実際にやってみて「あ、これオモロイわ」と直感したものであることが多いのですが、たまにやる前から「自分は○○だから、それはやりません!」と言ってしまう人もいます。毎度「あー、やってみないと自分がどこに隠れてるかわかんないのになー」と勿体なく思います。
9/29の社長の記事に、「松本くんはPCスキルを極めようと思ってなさそうに見える」と書かれていましたが、確かに興味を惹かれるものに躊躇せず踏み入って色々やってみたい、色んなものの中から自分を見つけたいなーという欲求のほうが強いです。
ところで以前 分かれば分かるほどわからないことが増えるという話を書きましたが、実は例外的に急速に分かる瞬間というのがあります。いま勉強している分野と、自分がよく知っている分野が繋がった時です。じゃあどうすればそれらが繋がるか。それは
インサイト(洞察力)です!(2度目)