2014/04/15 田邊

innsi

4月1日から消費税が増税になりましたね。
ご存知の方も多いかと思いますが、プチ情報です。
今回の消費税の改正にともなって、印紙税も改正になります。今までの収入印紙は3万円以上の領収書を発行する時に必要でしたが、今回の平成26年4月1日からの改正で最低金額が税抜5万円以上になります。金額は変わらず200円~です。ここでポイントは、『税抜』です。つまり、税込・53,998円、税抜・49,999円までは印紙を領収書に貼る必要がなくなります。そして消費税の小数点以下の端数は原則切り捨てなので、今回の場合、税抜で49,999円に8%を乗せて端数を切ると53,998円までは不要ということになります。(54,000円でないとことに注意!)
そして、印紙税って何?と調べてみたところ、元々は1624年に独立戦争で財政が窮乏していたオランダが国民に重税感を出さないために編み出した税制で、金額が安い取引が多い通常の買物ではあまり見えてこない税なので、あまり不満が上がらないということで他の国にも一気に広がったそうです。ちなみに日本では1873年から導入されているそうです。古い歴史ですね。
もうひとつ、印紙はきちんと貼りましょう!印紙をきちんと貼らないと最悪の場合『3倍』の税金を納めないといけなるそうですよ。消印もちゃんと押さないと、その印紙額と同額の罰金を払わないといけなくなります。そして怖いことに、故意に印紙を貼らない場合は紙税法第5章第22条で『一年以下の懲役若しくは20万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。』とおりました。
簿記に携わっていると、つい気になる情報でした。

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