突然ですが、なぞなぞです。
カタツムリがりんごを食べに行きたいのですが、周囲に塩が盛ってあるため入れません(ナメクジと同じで触ると死んでしまいます)。どうすればりんごが食べられるでしょうか?
答え:
ジャンプして飛び越える!
石を投げないでください!
石を投げないでください!!
……えーとですね、これは思考実験的なお話なのですが、一見不可能に見えることや矛盾して見えることというのは次元を上げることでそれが可能になる、というお話なんです。
つまり “カタツムリ” という言葉は回答者の思考を無意識に2次元(平面)に縛り付けました。しかしそこに高さという次元を追加して3次元にすると、不可能は可能になり矛盾が矛盾でなくなります。
ちなみに次元のお話の基本として、低い次元から高い次元は認識できない、というのがあります。3次元から2次元は認識できますが、2次元から3次元は認識できないんですね。
そう考えると世の中の不可能なことや矛盾していることは、ただ自分の次元が低くて高い次元を認識できないだけなんじゃないかなぁという気がしてきます。だから納得出来ないことがあってもそれをおかしい!と否定するのではなくて、そこにどんな次元が潜んでいるんだろうと考えるようになりました。
これの何がいいって、問題を自分の外側に置くんじゃなくて、自分の内側に置けるんですよ。自分の外側のことはあんまりコントロールできないんですが、自分の内側のことはまだ何とかコントロールできますからね。人のせいだとか運が悪いせいだとかそんなことにとらわれなくて済むというのはとてもよいです。
最後にもう1問出しておきましょう。
紙の上に長さが無限の直線を描きなさい。
答えはコチラからどうぞー