2014/01/16 松本 体感時間について

http://www.spikesnell.com/index.php?m=10&y=11

新しい年が始まりました。ところで「歳を取るに連れてどんどん一年が短く感じる」とよく言われますが皆様はいかがでしょうか?

さて話が少し逸れますが、コンピュータには圧縮という処理があります。例えば100のサイズのデータを圧縮して50に縮めることができます(圧縮率はデータと方法による)。
簡単な圧縮の例を示すとこんな感じです。

 元データ
  AAAABBBCCCCC
 圧縮データ
  A4B3C5

上記のように同じデータがたくさん含まれるほど圧縮率が高くなります(*)。
それで話を戻しますと、体感時間というのも圧縮後のデータサイズと同じなんじゃないかなぁ、と。結局おんなじことばっかやってると記憶に残んなくなってくるわけです。だから体感時間が短くなってしまいます。
データで示すとこんな感じ。

新しいことをしない
 AAAABBBCCCCC
 圧縮後→ A4B3C5
 体感時間=6
新しいことをする
 AABCCCCDEEFG
 → A2BC4DE2FG
 体感時間=10

つまり体感時間を長くする方法は
 いろんな事をやってみましょー!
ということになりますね。


ところで私は「一年がどんどん短く感じる」という感覚にあまり共感できないのですけれども、それは
 「いろんな事をやってるから」
ではなくて
 「幼少時から同じことしかやってないから」
なのかもと危惧しながらも、「まぁいいや」と日々だらだら過ごしております。

だらだらし過ぎていまだに正月ボケが抜けません……


* 例の方法(連長圧縮)だと連続したデータでないと圧縮が効かないですが、実際にはもうちょい高度な方法を使うので連続していなくても圧縮できます。

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