2013/08/05 松本

以前に正義が苦手という話を書きましたが、もうひとつ「被害者意識」も苦手です。理由の共通点はどちらも人を傷付けることで、「自分は正しい」とか「自分は被害者だ」と考えているときは簡単に人を傷付けてしまうのですよね。

そしてもうひとつ苦手な理由は「被害者意識に呑まれている間は成長しない」ということです。人と人との関係を図解すると下記のようになります。

被害者意識の参考図

Aの領域のことはAにしかできませんし、Bの領域のことはBにしかできません。そしてその中間にはA/Bどちらにもできる領域があります。被害者意識に呑まれるとは、中間領域のことは相手に押し付けて
 「中間領域での不備はオマエのせいだ!」
と言っている状態のように思います。本当はその人にもできることはたくさんあるのですけれど。

「相手が悪い」と、一本指を人に向けてごらんなさい。 折った残り3本の指は自分に向いているでしょう。  ―― マザーテレサ


ちなみに被害者意識の対義語は何だと思いますか?

辞書に載っているわけではないのですが、当事者意識が正解かと思います。できるだけ当事者意識が持てるといいですね。

なお、当事者意識が強すぎると相手自身が責任を持たなければならない領域まで何とかしようとし、そして何もできなくて自己嫌悪に陥ったりすることがあります。
 「それはあなたの領域の問題でしょう?」
ときっちり線引きできないと無闇に苦しくなりますので、それはそれで気を付けましょうね。


それはそうと先日、弊社の江原(イケメン)と合コンに行ったのですが、そんなん当然勝ち目なんてないわけで、
「ここは当然江原がボクに女の世話をして然るべきだ!」
と思いました(江原を指差しながら)。

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