2015/04/28 松本

ペルソナ4

以前に人と話をしていたとき、「あ、この人は精神的に弱そうな人だな」と感じたことがありました。その理由が自分でもわからなくて、2日ほど考えて、ふと「あ、ペルソナだ」と気付きました。

――例えば営業職の人であれば明るくハキハキとした振る舞いを、お医者さんであれば人から信頼されるようどっしり落ち着いた振る舞いをすることでその役割を演じ、かつ役割を果たし、かつ自分自身を守る働きをします。こういった「心に仮面を被る」ような振る舞いのことを心理学ではペルソナと呼びます。

冒頭の人の場合、うまく仮面が被れていなかったので「何かショックなことがあった時のダメージが大きそうだなぁ」と感じたようです。
余談ですが、営業の仮面の達人になると、どんなに罵倒されても「いや悪く言われてるのは俺じゃなくて会社だし」という理屈であんまりダメージを受けないとのこと。

さて、この心の仮面ですが相手によって仮面を付け替えるのが基本的な使い方になります。職場用、家庭用、友人用、恋人用など、TPOにより使い分けるものです。

……えーと何でこんな話をしているかと申しますと、社長の客観の話についてでございます。つまり「相手によって対応を変えているのだから、相手によって客観は異なる」という至極当たり前のことが言いたかっただけです。

いえ、どうも「客観」という言葉に対して「客観とは単一なもの」というイメージを持っている方が結構多くてですね。先日もそういった部分での理解がきちんとできていない方同士で諍いが起きたり、僕もちょっと巻き込まれたりしまして、

「あぁやっぱり外は怖いなぁ。自宅って最高だなぁ。そういえばペルソナ4どころか3もまだクリアしてなかったから、連休中にクリアしちゃおうかなぁ」

と思いました。

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