2014/07/22 松本

「なるほど!」とわかる マンガはじめての心理学

前回罪悪感について少し書きましたが、罪悪感についてひとつ興味深い研究があります。怒られたりしたときに、泣いたり、「傷つきました!」と言って相手の罪悪感を煽るようなリアクションをすると逆効果というものです。

怒った人は罪悪感という嫌な感情から逃れるために「相手が悪い!」と正当化する心理が働くためと考えられています。これを(心理学者の)カッツの自責の念による反応増幅仮説と言います。まぁ名称の通り”仮説”なのですけれども、部分的には通用しそうな考え方ですね。罪悪感を武器に使いたい方はご注意ください。

なお、この仮説を基に男女関係について考えると
「元カノがよく泣いて罪悪感を煽るタイプだった場合、別れた後に復縁する確率が有意に下がる」
「または新しい彼女ができるまでの期間が短くなる」
といった仮説が導かれます。この仮説をマッツの自責の念による反応増幅仮説として唱えたいと思います!!

あ、ちなみに下記の本にも記載があります。完全に漫画形式で普通に読んで面白いのでおすすめです。下ネタ多いけど。

マンガで分かる心療内科 8

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