2014/04/17 松本

物事には必ず二面性がある――

誰かが「○○は良い」とか「○○は悪い」とか言うのを聞くとこの言葉を思い出します。
「嘘をつくことは悪いことだ」という言葉を聞けば『良い嘘と悪い嘘がある』と考えますし、「愛情を注ぐことは良いことだ」と聞けば『良い愛情と悪い愛情がある』と考えるようにしています。

例として「嘘」について考えてみましょう。

例えば「良い嘘」とは「人のエネルギーを引き出す嘘」です。いつもと変わらなく見える人に「今日も元気がいいですね!」と言えば元気になりますし、「今日も素敵ですね!」と言えば素敵に振る舞いますよね。

逆に「悪い嘘」には「自分で自分につく嘘」が挙がります。
「自分は本気を出せば誰よりもすごいんだ!」というのもこの嘘に含まれます。
もちろん本気を出した後で言うならいいのですが、そうでない場合は妄想を根拠に優越感を感じることができる言葉になります。
「その妄想のアナタ、いまどこにも居ませんよね?嘘ですよね?」といった類の嘘で、そもそも嘘をついているという自覚がないのも特徴です。

以前「優越感とは劣等感を和らげる鎮痛剤」という話を書きましたけれども、自分に嘘をつくと何の努力もせずに優越感を得ることができるのでたいへんお手軽なのです。反面、無意識では自分が劣っていることがわかっているため常に苦痛を感じていたりします…

さて、皆さんは普段どんな嘘をついていますでしょうか?
わりと多くの人が無自覚な嘘をついているように見えるのですが……

 

唐突だけど、実は僕、さもモテないように装っているけれど、
本当は女性にモテモテなんですよっ!☆

 

……はい、これも 「わるいウソ」 です……
……いや、何かもう死にたくなるっていうか……

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